スーパーのレジで会計するときに、わたしの気持ちも整えられる件

よく利用するスーパーで、

わたしの気持ちを上昇させることができる

密かな楽しみがあります。

それは、

お得な価格で商品を購入することではなく、

少し高価な食品を購入することでもなく、

買物の最後を締めくくるお会計を、

ある店員の方が担当するところで済ませることです。

どのような店員の方なのかというと、

買い物かごから会計済みのかごへ商品を移したときの

商品の納め方がとても素敵なのです。

どのように素敵なのかというと、

他のレジの方と同等か、少し早い速度で、

わたしが支払い済みのかごからマイバックへ入れ替えることを想定して、

かごに納められている商品を上からマイバックへ移しかえると

きれいに納まるように納めてくださるのです。

もちろん、卵などの割れやすいものは

避けやすい様に最後に乗せるのですが、

私の持ってきた買い物かごの中がどんなに雑然としても、

瞬時に全体像を把握し、

商品を一つ一つレジを通しながら、

最後に会計済みのかごに納める商品を仮置きしつつ、

所定のスピードできれいに整えていくのです。

わたしは、この整えられていく様を眺めながら、

自分の気持ちも整えられていくかのような気持ちになり、

清々しい気持ちでスーパーを後にすることができるのです。

わたしの感性は独特かもわかりませんが、

この方のレジにおける買い物かごの中の分析能力、

会計済みかごの空間把握能力、

そして、レジを通したあとの整理する能力、

レジに要する所要時間の短さは、

特別な技能のように感じております。

今日は、この方のレジに並んだので、

一日の最後に気持ちが上向きました。